Mリーグ2024 開催要項(その他細則)
試合におけるルール
原則、日本テニス協会が発行した今年度版「テニスルールブック」に準じる。
テニスルールQ&AはJTAのHPでご覧いただけます。
セルフジャッジ
Mリーグは、「JTA テニスルールブック」の「アンパイアのつかない試合規則」に準じて、セルフジャッジで行う。
- ※両チームの監督および選手は、協力してロービングアンパイア(セルフジャッジの試合を管理するコートレフェリーのこと)の任務にあたる。
試合会場の割り振り
各チームが出来るだけ同じ条件になるように、ホーム&アウェイを考慮すること。
対戦順序
同一Tier内に同一団体所属チームが登録されている場合は、その対戦を大会期間の前半に行うこと。
(後半の成績次第では試合結果に対して他チームから無用な誤解を受けぬようにするため)
試合順序
原則として「NO.2シングルス」「NO.1シングルス」「NO.3ダブルス」「NO.2ダブルス」「NO.1ダブルス」の順序で試合を進める。
オーダー交換
試合開始前に両チームの監督は、双方のオーダーとその適正を確認し署名する。
- 同一選手による単複の重複は認めない。
- シングルスのNO.1・NO.2は、名簿の登録順位に従う。
※名簿登録順位の上位者がNO.1で出場する。 - ダブルスの順位は、ペアの名簿登録番号(順位)を合計して、その数の少ないペアを上位とする。
また、合計数値が同じ場合は、該当ペア選手の中で名簿登録順位が最上位者がいるペアを上位とする。
(例)登録順位「2と5」のAペアと「3と4」のBペアの場合、合計は共に「7」。
この場合は、最上位者のランクは「2」なので、Aペアが上位出場となる。 - オーダー訂正に際して、選手の入れ替え(単と複の入れ替え)やダブルスペアの組換えは認めない。
- 相手側監督の了承を得られた場合は、試合順序を変更することが出来る。
- 第1試合が開始された時点でオーダーと試合順序が確定し、以降の訂正は不可とする。
また、この試合は有効となり、本協会が重大な違反と認めた場合を除き、異議は認められない。 - 登録選手と偽って別人を参加させた場合や属性を偽った場合は、当該チームをメンバー不足による敗者とする。
- 望ましくは試合開始前にメンバー全員での整列とするが、やむをえない場合、出場試合開始時間にコートに入るものとする。
NO SHOW
「NO SHOW」とは、試合当日にメンバーが不足し、チーム同士の対戦を行うことが出来なかった試合(試合開始後、所定の時間が経過しても登録選手が現れなかった場合も含む)の原因チームのことを指す。
- 例)「S1が現在会場に向かっているので、最後にまわす。」と両チームで合意した場合、最後の試合が入るべきコートの前の対戦終了後、15分を過ぎても試合が始められない場合は、ルール違反となりNO SHOW扱いとする。(親睦の中でも、きちんとルールを守り、なぁなぁとしないため)
トーナメント倫理規定(一例)
- 時間厳守;
出場選手は、自身が出場する試合開始時刻には、いつでもプレーできる状態で試合会場に居なければならない。 - 連続的プレーの諸規定;
- ◆自然的体力消耗による疲労や病気によるプレーの遅延は、「不当なゲームの遅延」となる。
- ◆第1ゲーム終了後とタイブレーク中、プレーは連続的でなければならない。つまり、休憩無しでエンドを交代しなければならない。また、休憩は第3ゲーム終了時から取ることができるが(タイブレークは除く)、90秒を超過してはならない。
- 観客が、一方のチームを応援する目的で、相手チームを誹謗してはならない。
- ベンチコーチ(登録されたもの1名)がついて、エンドチェンジの90秒間には、作戦を授けることは出来るが、応援席からのコーチングは認められない。
- 服装については、清楚な礼儀正しい、習慣的に認められているテニスウェアを着用すること。
- フェイスマスクの使用は禁止とします。但し、特別な事情があり相手監督が認めたときは可とする。
試合途中の棄権
試合途中で棄権した選手には、敗者としてそれまでに取ったゲーム数が与えられ、相手側には勝者としてのゲーム数「6」(あるいは「7」)が与えられる。
試合の順延
途中で試合を順延せざるを得ない場合(天候・日没・コート使用可能時間等)、再試合は同じメンバーで継続することが望ましい。しかし、調整が無理と判断された場合に限り、オーダーの変更を可とする。
ただし、選手登録順位の規定は遵守すること。また、中断した試合を同じメンバーで継続できない場合は、途中棄権扱いとする。
対戦結果の確定
対戦結果は、両チームの監督がオーダーシートに署名した時点で確定し、この試合は有効となる。
また、これ以降の異議は本協会が重大な違反と認めた以外、認められない。